彩実験室

タイの洪水の為に、HDDの値段が上がっている昨今、実は2.5インチのHDDの値段はそんなに上がっていません。ウチでは家庭内LANに24時間起動のサーバーを運用しているのですが、このサーバーには、1TBの2.5インチHDDを5台詰め込んでいます。サーバーと言っても普通のスリムタイプのPCです。5インチベイに4台の2.5インチHDDを詰め込むことができる、ICY DOCK　MB994SP-4Sという製品を使っています。

MB994SP-4S 4 in 1 SAS / SATA Hot Swap Backplane RAID cage
このベイマウンタ、2.5インチHDDでも12.5mm厚まで対応しているので、比較的安い12.5mm厚のものを使うことが出来るのが特徴です。あと、背面にファンが2台付いている為、HDDの温度もさほど上がりません。現状、31℃前後で安定しています。

で、このマウンタは5インチベイの前面からHDDを簡単に取り出す事ができるのですが、5インチベイが完全にマスクされていない状態でなければなりません。ミドルタワーであれば普通にあるのですが、スリムケースでこの条件を満たすものが意外に少ないのです。クレバリーで売っているCB-CA03S-WH(BK)という型番のケースが、この条件を満たしてくれる上に安いので、ウチではこれを使ってます。

ファンがある分、どうしてもホコリは溜まる

2.5インチは、まだ販売しているドライブが1TBまでしかなく（海外では外付けで1.5TBが出ている模様）、3.5インチのドライブに比べると容量不足が否めないのですが、静かで消費電力が少なく、しかも発熱も少ないので、サーバー用途としてはナカナカ良いと思います。

あとはフロントから取り出す事ができるので、何かあった時の交換もラクチンです。ウチでは定期的にS.M.A.R.T.の情報を取得して、エラーと温度を監視しています。今のところは何事も無く、無事に動いているようです。

テレビ台の下に鎮座するホームサーバー

HDDは消耗品。2年動けば御の字・・・ぐらいの感覚で使わないと、動作の怪しくなってきたものをどうにかこうにか使っていると、大事なデータを失うハメになります。

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家庭内LAN Linux ホームサーバー

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ファイルサーバーは2.5インチHDDで