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CentOSでホームサーバー samba設定編
2012/06/03
sambaはyumで入れてある状態からスタート。設定ファイルは/etc/samba/smb.conf。設定ファイルは旧サーバから実績の有るものを持ってくることに。
(※ 家庭内での利用を想定しているのでセキュリティは甘々です)
[global]
workgroup = WORKGROUP
server string = new samba
hosts allow = 127. 192.168.5.
log file = /var/log/samba/log.%m
max log size = 1000
security = share
dos charset = CP932
unix charset = UTF8
display charset = UTF8
printing = bsd
follow symlinks = yes
wide links = yes
unix extensions = no
[ktv]
comment = www file space
path = /home/ktv
read only = no
public = yes
force user = ktv
force group = users
force create mode = 0755
force directory mode = 0755
さて、ここで困った問題が一つ。ユーザktvのホームをsambaで公開しようとすると怒られてしまいます。SELinuxがホームディレクトリを公開するのを禁止しているようです。というわけで、以下のコマンドで公開可に変更。
workgroup = WORKGROUP
server string = new samba
hosts allow = 127. 192.168.5.
log file = /var/log/samba/log.%m
max log size = 1000
security = share
dos charset = CP932
unix charset = UTF8
display charset = UTF8
printing = bsd
follow symlinks = yes
wide links = yes
unix extensions = no
[ktv]
comment = www file space
path = /home/ktv
read only = no
public = yes
force user = ktv
force group = users
force create mode = 0755
force directory mode = 0755
# setsebool -P samba_enable_home_dirs 1
これでホームディレクトリは参照可能に。あとは公開したいディレクトリを似たような形で増やしていくだけ。気をつけるべき点は、書き込み権限かな?特にregzaからそのまま再生する時は、そのディレクトリに書き込み権限が無いと失敗します。
まぁ、結局のところ、SELinuxは他でも色々と弊害が出たので、そのものを無効にしちゃいました(mysqlのデータディレクトリを変えようとしたら怒られた)。やりかたは /etc/sysconfig/selinux を SELINUX=disabled にして再起動。getenforce コマンドで disabled と出れば無効になっています。
さて、これでwindowsからも快適に動画を見たりすることが出来る・・・はずでしたが、どうも安定しません。tsファイルをsambaで共有しているディレクトリから直接windowsで再生すると、かなりの確率で途中から途切れ途切れになってしまいます。ただ完全に切れるわけではないのが切り分け難いところ。
まずは、以下のコマンドでジャンボフレームに対応させてみました。
# ifconfig eth0 mtu 9000 up
若干安定したように感じましたが、結果的にはダメ。IPv6が悪さをしているのかと思い、/etc/modprobe.d/disable-ipv6.confに「options ipv6 disable=1」を記述し、/etc/sysconfig/networkに「NETWORKING_IPV6=no」を追加。
# chkconfig ip6tables off
を実行して再起動。IPv6は無効になったものの、これもだめ。
次に1Gbps/full duplex に固定すべく
# ethtool -s eth0 speed 1000
# ethtool -s eth0 duplex full
これでもダメ。
# ethtool -s eth0 duplex full
もっと低いレイヤかと思ってネットワークのチップに何が使われてるか調べてみたらRTL8111Eでした。linuxで異なるドライバが入ってしまうことで有名なようで、Realtekのサイト(ここ)から新しいドライバをダウンロード。
展開して、autorun.shを実行すれば新しいドライバに入れ替わってくれて、やっと安定。こんなトコロで引っかかるとは思っていなかったトラブルでした。
この後、数日運用してみたところ結局ネットワークは安定せず、RTL8111とは決別することになります・・・
CentOSでホームサーバー カニよさらば
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